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ま、いまのトモダチなくなってもいい、なノリで書いてます

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創業者Bのジレンマ

コンサルタントの応募課題に、「地域活性化を願う創業者B」という人がいて、その人はとくに決めていないが人の集まる拠点を作りたいのだという。経営を維持するためにもカフェを併設してみたいが、何か具体的なアイデアはないか、というのがその内容。

実際こういう人、結構多い。

見た目は立派でオサレな感じがするけれど、何か具体的な願いや目標もなく、総じてうすっぺらい。むかっ腹が立ってくるタイプです(笑

出題者がこのあたりを理解した上で出題しているのだとしたら、
「マジいい出題だな!」とも思った(笑

◆「●●カフェをやったらどうだ?」はワナだと思った

狙ってるか、いないかにかかわらず、この課題をぼーっとして取り組んだとしたら、まず考えるのがどんなカフェがいいか、ということになるのではないか。
「●●カフェをやったらどうだ?」という論調をまとめる感じ。
しかしこれでは、地域活性化や、人が集まるというところで詰めが甘くなる。

カフェで特定のテーマを与えると、それは繁盛店を目指すことになりかねない。そうでない場合にはスロー経営になるが(本当はこれが理想)、人が集まる状態にはほどとおいし、地域活性化につながっている例を見つけることはできなかった(その地域の一部の人たちにとっての癒しの場になってるという意味でクローズアップされている例はたくさんあるが、それが活性化と同義であるとは到底思えない)。繁盛店が地元民から妬まれるという自分の経験測もあるが、繁盛店と人が集まる場所というのは同じ意味にはならないのである。

そもそも、人が集まる場所という話が宙に浮いてしまう。主題をこっちに定めた場合、「●●カフェをやったらどうだ?」という話は副業としてやろうとしていることに対する答えである点でマッチしていないし、人が集まるという点においてもっと具体化しないとアイデアも出しようがない。

そう考えると、「●●カフェをやったらどうだ?」ほどダメな回答はない、と結論づけた。


◆巷で横行するおかしな創業相談にはしたくない

かといって、そこらへんにある起業相談によくあるパターンの、
「これではアイデアが不十分だからもうちょっと考えましょう」
で話を打ち切ってしまうとか、

「事業計画にまとめて今後のことを具体化しましょう」
なんて結論に落とし込んでいくのもおかしなハナシだと感じている。

この相談論法では、相談者はだいたい、落ち込む。
自分の準備不足がさも、悪いかのような形に追い込まれていく。

おかしいだろ、それ。

夢ではないが、夢ではいけないが、創業とはたくさんの可能性を見出すものであり、現実的な視点と活動にやる気を落とすことなく落とし込んでいく作業でないといけないと思う。

創業相談で何度も上から目線で小ばかにされ、
まわりにヘルプを求めても対岸の火事目線で手伝ってくれる人が現れなかった経験もある自分にとって、そんな相談の切り方をするのは、許しがたい行為だし(笑

・創業活動を維持する
・希望項目はすべて満たす

この2点を果たす形で出したわたしの結論は、以下のようにした。


◆創業者Bの成長そのものを事業目的に据えた

創業者Bの考えているものを、実践を通じて具体化していくことを事業の主目的とし、その上で当初希望であるカフェ運営を、その拠点として必要なら活用する、という分離可能なプラン構成を提案してみる、というものにした。

まず、B氏には「まちを活性化」「人が集まる」にかかわる人たちを手掛ける講演イベントプロデューサーになることを提案。講演を通じて講演者とつながり、彼らの考え方やノウハウを学ぶことを通じて、自らが求める活性化アイデアの具体化につなげていくのがその目的だ。得た知識はブログにまとめて、一定期間積み上げたら報道機関にリリースして、地域情報発信とすることも付け加えた。こうすることで活動が公になるし、賛同者も得やすい環境づくりにつながっていく。

カフェ経営は、講演場所に悩む場合には、その場所として開設するなら、と提案してみたが、実際に運営するのは反対した。カフェ運営は仕込みや接客で1日のほとんどを時間を取られてしまう。特定の場所で、人がくるのを待つ受け身の運営なので、これでは外部の人間とつながる機会は、よほど注意していないと作り出すことはできない。

カフェ開設希望者を複数募り、彼らを月額会費によるメンバーシップ制にしてコミュニティカフェ形式にすると、運営は彼らが合議して行うことになるので、家賃や光熱費などの費用負担も(相応の準備は必要だが)なくてすむ。彼らにメンバーシップ特典として講演聴講費用を無料にすることで、創業支援にもなる。


◆しかし、この手の人は多い

東日本大震災以降、ソーシャルビジネスの顕在化と自分も社会の役に立てたい感丸出しの活動ムーブメントは、ポジティブに評価していきたいところだが、ほとんどのケースでその具体的目標を定めきれずに、気が付くと本業の片手間参加や、自己満足で終えてる例が後を絶たない。そういう場合、ほとんどが役立つどころか存在自体迷惑、といいたくなるようなものも結構あるし、出くわす。

そのキーワードとしてやたら出てくるのが、

「まちづくり」
「活性化」

である。

自分も経営をしていると、このことばに魅了されたイベントを企画したことも多々あった。

大なり小なりまちづくりというのは社会で生きている以上かかわっているものであり、より実感して、かつ責任を取る形でこれらを完遂するには、このことばのさきに自分なりのゴールを自分のことばで定めておく必要があると思う。

自分もまちづくりとは何か、活性化とは何を持って成果とするのか、というものを目先定められずにいたのだが、この創業者Bはある意味自分自身でもあるな、と思えたら、自分がこの立場だったら何がまず必要かな、という視点で考えることができた。

つまりは、自分に必要なことをそのまま形にしてみた、ともいえる。

いま、自分が人が集まる場所を作りたい、活性化の拠点をつくりたい、と考えるなら、経験が足らないし、協力者もひとりもいないので、おそらくこの人に提案したようにイベントプロデューサーになると思う。

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